6月 28, 2018 20:11 Asia/Tokyo
  • イランのザンゲネ石油大臣
    イランのザンゲネ石油大臣

イランのザンゲネ石油大臣が、イランに対する圧政的な制裁や一連の問題について指摘し、同国のガソリンの生産量が2013年以来13倍増加している事を明らかにしました。

ザンゲネ大臣は28日木曜、イラン南部のセターレ・ナフテ・ハリージェ・ファールス精製所の第2段階の操業式典において、「国内の専門性ある人材の連携により、日量12万バレルの精製量をもつこの精製所の2段階目が生産過程に入った」と語っています。

また、ガソリン関係のイランに対するアメリカとその一部の同盟国の圧力にふれ、「イランは、この精製所の操業により、ガソリンの生産量が1日あたり3600万リットルに達する事から、ガソリン関連の制裁への懸念はない」と述べました。

この精製所の操業開始により、イランはユーロ5基準のガソリンの1日あたりの生産量を1200万リットルから2400万リットル、液化ガスは400万リットルから800万リットルに増やす事になります。

この精製所は、ガソリンやガスオイル、液化ガス、航空機用燃料の生産を目的に、イラン南部ホルモズガーン州の中心都市バンダルアッバースの西25キロの場所に建設されました。

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