ドキュメンタリー・イラン(17);北西部アルデビール州のシェイフサフィーオッディン廟(日本語のナレーション付)
10月 20, 2019 18:05 Asia/Tokyo
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シェイフサフィーオッディン廟
今回は、イラン北西部アルデビール州にあるユネスコ世界遺産の1つ、シェイフサフィーオッディーン廟をご案内してまいりましょう。
ここには、イランの偉大な神秘主義者の1人であるシェイフサフィーオッディーンが葬られています。この偉人の廟は、イラン北西部の歴史ある町アルデビールにあります。
シェイフサフィーオッディーンは、今から500年ほど前に、200年以上にわたってイランを支配したシーア派の王朝・サファヴィー朝の始祖です。
この廟が名声を博している理由の1つは、その独特のイスラム建築にあり、ここはアルデビール州の観光名所の1つとされています。
また、この廟は書道芸術やタイル芸術の点でもイラン建築の最高傑作となっています。
この廟のドームの高さは17メートルあり、この建物自体は今から700年ほど前に建設されました。
ここには、陶器が収蔵されているスペースがあります。これらの陶器は、中国の商人が、シルクロード旅行中の安全保障のためサファヴィー朝に献上したもので、サファヴィー朝時代の陶器が今なお保管されています。
この聖廟は、2010年にユネスコ世界遺産に登録されました。
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