アメリカ上院議員、「いずれの国も対イラン制裁を支持していない」
7月 24, 2018 18:10 Asia/Tokyo
アメリカ・コネチカット州選出のクリス・マーフィー上院議員(民主党)が、「アメリカのトランプ政権は、上院外交委員会への説明において、「これまでに、どの国もアメリカによる対イラン制裁を支持していないことを認めた」と語りました。
イルナー通信が24日火曜、報じたところによりますと、マーフィー議員は、「トランプ大統領これまでに、対イラン制裁に関して、他国からの支援をうまく取り付けられていない」と述べています。
アメリカ政府は今年5月、イランと6カ国による核合意から離脱し、イランに対する新たな制裁の一環として、今年の11月4日までに同国の石油輸出を完全に停止させると宣言しました。
マーフィー議員は、「トランプ政権がイランとの核合意から離脱した唯一の理由は、トランプ大統領からみてよりよいと思われる合意の締結を、イランに呑ませる事を目的とした制裁を行使する事である」とし、「これまでに、世界のどの国もアメリカによるイランへの新たな制裁行使に同意していない」と語りました。
アメリカは、世界各国に対し、対イラン経済制裁の一環として、イランからの石油の輸入を完全に停止するよう呼びかけていますが、世界の多くの国はアメリカのこの要求には応じないとしています。
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