国際司法裁判所がアメリカに対するイランの訴状の審理期間を発表
7月 28, 2018 18:22 Asia/Tokyo
国際司法裁判所が、違法な制裁によりアメリカに対する訴えを起こしたイランの訴状を受理してから10日後に、この件の審理が行われる時期を明らかにしました。
IRIB通信によりますと、国際司法裁判所は26日木曜、「この審理は8月27日から30日の4日間に渡り、オランダのハーグで行われる」と語りました。
イラン外務省のガーセミー報道官は、今月16日、アメリカに対するイランの提訴は、国際法規と、1955年にイランとアメリカで締結された友好経済関係条約への違反を理由としたことによるとしました。
ガーセミー報道官はまた、この提訴において、核関連の制裁を復活させるという5月8日のアメリカの決定は、国際法、特にイランとアメリカの友好経済関係条約に違反しており、アメリカはこの行動を停止するとともに、これによって生じた損害すべてを補償しなければならないと強調しました。
アメリカのトランプ大統領は5月8日、イランに対する根拠のない非難を繰り返し、アメリカの核合意離脱と、3ヶ月、6ヶ月の2段階に分けた対イラン制裁の復活を発表しました。
トランプ大統領のこの行動は、国内外の多くの非難を浴びています。
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