インドが、イラン南東部チャーバハール港湾での同国との協力継続を強調
7月 28, 2018 18:24 Asia/Tokyo
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イラン南東部チャーバハール港湾
インド商務省の関係者が、地域経済の発展におけるイラン南東部チャーバハール港湾の重要性を強調し、「チャーバハール港湾への進出拡大というインド政府の決意に、他の一部の国の政治的な決定が影響することはないだろう」と語りました。
イルナー通信によりますと、インド商務省・輸出振興評議会のヴィナイ・シャルマー議長は、「新たな制裁行使を初めとするアメリカの脅迫には関係なく、チャーバハール港湾におけるインドとイランの海上輸送分野での協力は、今後も継続される見込みだ」と述べています。
さらに、アメリカの圧力には関係なく、チャーバハール港湾への投資継続というインドの意向に触れ、「インドは、現存する全てのチャンスを活用するつもりだ」としました。
これ以前も、インドの運輸大臣が、「アメリカの圧力にもかかわらず、インド政府が2019年までにチャーバハール港湾での自国の経済計画を実施できるよう希望する」と語っています。
同大臣はまた、「チャーバハール港湾は、インド洋沿岸諸国を世界市場へと結びつける上で、最も経費が少なくて済む、しかも最も近い最高の港湾であり、近隣諸国の発展につながる」と述べました。
インドのモディ首相も最近、上海協力機構の首脳会合に参加した際、「インドは、チャーバハール港湾を初めとする地域のプロジェクトの発展に、本格的に協力するつもりだ」としています。
インドは、チャーバハール港湾の開発発展事業に対し、5億ドルの投資を約束しています。
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