アメリカ国防長官、「イラン攻撃に関する報道はフィクション」

アメリカのマティス国防長官が、アメリカがイラン攻撃に向けて準備しているとするオーストラリアの報道はフィクションだとしました。

ファールス通信によりますと、マティス国防長官は、２７日金曜、アメリカがイランの核施設を攻撃する計画を立てているというメディアによる世論操作は、作り話だとしました。

オーストラリアのABCニュースは、２６日木曜、オーストラリア政府筋からの話として、アメリカ政府はイランの核施設への攻撃を計画中だとしました。

オーストラリアのターンブル首相は、この報道を否定し、これは間違った推測であり、不明な筋から出た情報だとしました。

イランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官は、２６日、最近のアメリカのトランプ大統領のイランに対する脅迫に反応し、「イランとの戦争の開始は、アメリカのすべての可能性の消滅を意味し、アメリカが戦争を始めれば、その終わり方を描くのはイランだ」と語りました。

イランのローハーニー大統領も、今月２２日、イラン産の石油輸出を妨害するとしたトランプ大統領の脅迫に反応し、「トランプ大統領、イランは歴史の中で、地域の航路の安全を守ってきたことを知るべきだ。危険なゲームをすべきではない。後悔することになる」としました。