イラン外務省報道官、「ＥＵの1800万ユーロの支援は、核合意を巡る提案とは関係がない」

イラン外務省のガーセミー報道官が、24日金曜未明、「ＥＵがイランに割り当てた1800万ユーロは、核合意とアメリカの対イラン制裁を巡って提示する予定のヨーロッパの経済案とは関係がない」と強調しました。

ファールス通信によりますと、ガーセミー報道官は、23日木曜、ＥＵからイランに割り当てられた資金を巡る報道について、「欧州委員会は、1800万ニューロをイランでの開発プロジェクトの実施に割り当てた」と述べました。

また、ＥＵのモゲリーニ外務安全保障政策上級代表とイランのザリーフ外相が、2016年4月16日、テヘランで、欧州委員会とイランの協力を監視する共同声明に調印したとし、「この協力は、農業、移民、産業、高等教育など、さまざまな分野のものだ」と述べました。

さらに、欧州委員会は、ＥＵとイランの協力強化において大きな役割を担っていると強調ました。