イラン国連大使、「イドリブに関するソチの合意は、テヘラン会合の外交努力の結果」
9月 19, 2018 16:01 Asia/Tokyo
イランのホシュルー国連大使が、アメリカ大使のイランに対する非難は、シリアにおけるアメリカの政策の失敗を覆い隠すものだとし、「シリアのイドリブに関するトルコとロシアの合意は、テヘラン会合における外交努力の結果だ」と述べました。
イランのローハーニー大統領、ロシアのプーチン大統領、トルコのエルドアン大統領は、今月7日、テヘランに集まり、シリアの最新の状況、テロとの戦いの方法、シリアの治安回復、政治的な解決法に関して意見を交わしました。
これに続き、プーチン大統領とエルドアン大統領は、2日前、ロシアのソチで、テロリストをイドリブから追い出し、市民を保護するための合意に達しました。
イルナー通信によりますと、ホシュルー大使は、18日火曜、中東とシリアの問題に関して行われた国連安保理の会合で、「トルコとロシアのソチにおける合意は、テヘラン会合などのこの数週間の外交努力の結果だ」と語りました。
さらに、ソチの合意により、テロとの戦いの継続が保証されるとともに、シリア民間人への被害を防ぐための努力が行われることになったとしました。
また、「ソチの合意は、シリア政府が領土の大部分を管轄するために必要な土台を整えることになる。これはシリアの明らかな権利だ」と述べました。
ホシュルー大使は、シリア難民の祖国帰還の必要性を強調し、それは、シリア人同士の政治プロセスと対話の始まりにおいて重要だとしました。
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