最高指導者、「アフワーズの苦い出来事の愚かな実行犯には厳しく返報」
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イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、罪のない人々に対する攻撃は、愚かな行いだったとし、「イラン南西部アフワーズの苦い出来事の実行犯には、間違いなく、厳しい報復を加える」と強調しました。
ハーメネイー師は、24日月曜、インドネシアで開催されたアジア競技大会のメダリストらと会談し、アフワーズで今月22日に起きたテロ事件に触れ、「さまざまな報告によれば、この愚かな行動は、シリアやイラクで問題に巻き込まれるたびにアメリカから救われ、サウジアラビアやアラブ首長国連邦から資金の援助を受ける人々によるものだ」と語りました。
また、イランがシオニスト政権イスラエルの選手との試合に反対する理由を説明する中で、「イランは革命の当初から、シオニスト政権と南アフリカの人種差別政権を正式に認めなかった。とはいえ、南アフリカのアパルトヘイト政権は崩壊した。シオニストの人種差別の強奪政権もまた、崩壊するだろう」と述べました。
さらに、「イランが、シオニストの選手との競技に参加することはない。我々は、そのこと自体が真の優勝だと考えている」と強調しました。
ハーメネイー師は、国際大会におけるイランの選手のメダリストによる栄光は、覇権主義陣営の苛立ちを招くと同時に、世界の高潔な人々を喜ばせたとし、「覇権主義者は、あらゆる分野におけるイラン国民の勝利に憤慨している。そのため、あなた方の勝利は、実際、イランの敵の大陣営の敗北、イラン国民の勝利である」と述べました。
ハーメネイー師は、この角度から、イランの選手が一部の外国の機関から脅かされた問題に触れ、「覇権主義者のやり方に対して謙虚な姿勢を取ることは栄誉ではない。誤った慣習や脅迫に屈してはならない」と述べました。
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