国際司法裁判所、イランの資産凍結を巡るアメリカへの訴訟の審理が開始
10月 08, 2018 20:03 Asia/Tokyo
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国際司法裁判所
イラン中央銀行の資産がアメリカで違法に凍結され、両国の友好関係条約への違反が見られることに対するイランの訴えを審理する公聴会の初日が、国際司法裁判所の平和宮で始まりました。
イルナー通信によりますと、1955年のアメリカとイランの友好関係条約への違反とアメリカの対イラン制裁の復活に関し、イランの訴えに関する審理と暫定的な判断が下された後、8日月曜には、オランダのハーグにある国際司法裁判所の平和宮で、公聴会が始まりました。
この報告によりますと、この公聴会は、アメリカにあるイランの資産20億ドルの凍結と、1955年の友好条約への違反に関するものです。
8日の公聴会は、アメリカの代表団の弁明に充てられており、午前と午後の2回に渡って行われます。
イラン大統領府国際法センターが発表した予定によれば、イランの資産に関する公聴会は今月8日から12日に実施されることになっています。
アメリカが核合意から離脱し、核関連の対イラン制裁を復活した後、イランはアメリカの違反を巡って国際司法裁判所に提訴しました。
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