イラン第一副大統領、「アメリカには、イラン産原油の輸出量を減らす力はない」
10月 14, 2018 18:19 Asia/Tokyo
-
イランのジャハーンギーリー第一副大統領
イランのジャハーンギーリー第一副大統領が、「アメリカには、イラン産原油の輸出量をゼロにする力はない」と語りました。
イルナー通信によりますと、ジャハーンギーリー副大統領は、アメリカの対イラン制裁を巡り、一部の国がアメリカ政府に同調しようとしていることに触れ、「イランの原油輸出の新たな方法を模索するため、イランの昔からの石油取り引きのパートナー国との間で協議が進められている」と語りました。
さらに、「国際市場における原油価格は80ドルを超えており、輸出の減少にもかかわらず、イランの石油収入は増加している」と述べました。
イラン商工会議所のエネルギー・環境委員会のパディーダール委員長によれば、イラン産原油の輸出量はこの数ヶ月で減少しているものの、石油収入は17%増加したということです。
アメリカは、5月8日に核合意から離脱し、再びイランに対する制裁を行使すると共に、イラン産原油の輸入を継続する国には制裁を加えると警告しました。
アメリカはまた、各国に対し、11月までにイラン産原油の輸入をゼロにするようにと通達しています。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
タグ