イラン大統領、「ヨーロッパはアメリカの独善主義に対して、イランと協力すべき」
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ローハーニー大統領
イランのローハーニー大統領が、アメリカ政府の行動は国際的な安定を危機に陥れていることに触れ、ヨーロッパ諸国に対して、アメリカの独善主義に対して、イランと協力を行うよう求めました。
イルナー通信によりますと、ローハーニー大統領は1日木曜、フィナンシャルタイムズの記事の中で、イランとヨーロッパの協力は、双方に長期的な利益をもたらし、国際的な平和と安全を保障するとしました。
また、この記事で、貿易や国際合意、同盟国に対するアメリカのトランプ大統領の立場は、国際体制を深刻な脅威に直面させていると述べました。
さらに、アメリカの現政権が求める独善的な政策、人種差別、イスラム教徒排斥、気候変動に関する協定など、重要な国際合意の弱体化は、ヨーロッパが求める多国間主義や政治・社会的な見解と相反するとしました。
ローハーニー大統領は、アメリカの核合意離脱は、アメリカとヨーロッパの間の大西洋間の関係の緊張が高まる要因だとして、「核合意はイランと、ヨーロッパ3カ国を含む、6カ国の2年間にわたる詰めの協議の成果だ」と語りました。
また、核合意離脱におけるアメリカの違反行為は、安保理決議2231への違反だとして、「アメリカは核合意離脱後、一方的で国際的な制裁をイランや他の国に強いている」と述べました。
さらに、「アメリカは、この行動により、実際、安保理決議2231を実施した場合、罰則を与えると他の国を脅迫している。これは国際合意の蹂躙と、それを実施するものへのゆすり行為に他ならない」としました。
ローハーニー大統領は、現在、ヨーロッパ側がロシアや中国と共に、11月5日から再開する一方的な対イラン制裁の行使の前に、アメリカの制裁を補う一連の最終的な措置を提案し、実施することが必要だと強調しました。
また、イラン国民が利益を享受する唯一の道は、核合意の成果によるものであり、この歴史的な合意は維持されるとしました。
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