イラン国連大使、「アメリカの一方的な制裁は国際貿易を混乱させた」
11月 02, 2018 15:26 Asia/Tokyo
イランのホシュルー国連大使が、「アメリカの一方的な制裁は国際貿易を混乱させた」と語りました。
イルナー通信によりますと、ホシュルー大使は1日木曜、アメリカの対キューバ制裁を停止する決議案を検討する国連総会で、「イランはアメリカの違法な制裁に対して、キューバの国民と政府を支持する」と述べました。
また、独善的な制裁を行使する上でのアメリカ政府の頑迷さと狂気は、特に、冷戦時代の使い古された政策を追求する新政権において、キューバの経済部門に多くの損害を与えてきたとしました。
さらに、「キューバの貿易と金融に関する制裁は、キューバの人々に対する組織的かつ明らかで大規模な人権侵害であり、また国連憲章や国際法規にも違反し、国際的な協力を阻害している」と語りました。
ホシュルー大使はかつてないほどの経済制裁など、この40年間におけるアメリカのイランへの敵対的態度に触れ、「アメリカは目的追求のために制裁を行使する上で、制裁中毒になっている」と述べました。
また、アメリカの核合意離脱を安保理決議2231への違反だとして、「アメリカの核合意離脱は、アメリカが国際舞台において約束を守らないという事実を良い形で示す一例だ」としました。
国連総会は、1日、決議案を採択し、アメリカに対して一方的なキューバ制裁を停止するよう求めました。
この決議は、賛成189で承認され、一方で反対したのはアメリカとシオニスト政権イスラエルのみでした。
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