イランが、大量破壊兵器に反対
11月 22, 2018 19:15 Asia/Tokyo
イラン外務省のデフガーニー国際法担当次官が、「イランは常に、化学兵器をはじめとする大量破壊兵器に対し、明確に反対する立場を表明し、自らの取り決めを遵守してきた」と語りました。
デフガーニー次官は21日水曜、オランダ・ハーグでの化学兵器禁止条約再検討会議の初日にあたり、これに関する一部の国の欺瞞行為を批判し、このような行動は、テロ組織が化学兵器を入手し、それらを一般人に対し使用する道を開くことになる」と述べています。
また、イランは世界最大の化学兵器の犠牲国であるとし、「アメリカは、化学兵器の唯一の保有国として、技術トラブルという空虚な口実により、自らが保有する化学兵器の廃棄を回避している」と語っています。
デフガーニー次官はまた、「一方的な制裁行使に走るというアメリカの習癖により、化学兵器による負傷者に適した医薬品の提供に制限が生じているが、これは同国の取り決めや国際法への違反に相当する」と述べました。
さらに、「化学兵器をはじめとする各種の大量破壊兵器を保有するシオニスト政権イスラエルが、NPT核兵器不拡散条約を批准していないことから、化学兵器禁止条約はまだ完全に全世界で適用されないままとなっている」としています。
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