インドの製油所が、来月以降イラン産原油100万バレルを輸入する見込み
インド国営石油会社・製油所BPCLのラマチャンドラン社長が、今年の2月と3月に、イラン産原油100万バレルの輸入を決定したことを明らかにしました。
インドの新聞フィナンシャル・エクスプレスによりますと、ラマチャンドラン社長は、「イラン産原油が、わが国の必要とする質が最も高い原油であることから、当社は3ヶ月ぶりにイランから100万バレルの原油を輸入する」と語っています。
イルナー通信によりますと、BPCL社はアメリカの脅迫を押し切って、昨年6月にも、購買契約より100万バレル多い量の原油をイランに注文していました。
現在、インドは中国に次いで2番目のイラン産原油輸入国となっています。
アメリカは、昨年5月8日にイランとの間に締結した核合意から離脱し、対イラン制裁を復活させるとともに、イランからの原油輸入を継続するすべての国に制裁を行使すると脅迫しました。
しかし、中国やロシア、インド、トルコなどをはじめとする世界の多くの国がアメリカによるこの制裁に従わず、反対したため、アメリカのトランプ大統領は制裁の一部の撤回に追い込まれました。
最終的に、アメリカは中国、インド、イタリア、ギリシャ、日本、韓国、台湾、トルコの8カ国に対し暫定的に制裁を免除し、イラン産原油の輸入継続を許可しています。
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