IRIB国際放送局長、「米は、プレスTVアナの逮捕により自らの素顔を露呈」
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IRIB国際放送のジェベリー局長
IRIB国際放送のジェベリー局長が、「アメリカは、プレスTVのハーシェミー・アナの逮捕により、自らの素顔を露呈した」と語りました。
アメリカの警察は今月13日、イラン国営衛星通信プレスTVの女性アナで、アメリカ国籍のマルズィーエ・ハーシェミー氏が家族との面会のためアメリカにやってきたところを、正当な罪名のないまま逮捕しました。

ジェベリー局長は23日水曜、記者会見し、アメリカで拘束中のハーシェミー氏の最新状況について、「ハーシェミー氏の問題は、イランや諸外国のすべてのメディアの問題である」と述べています。
また、「アメリカの警察がハーシェミー氏に対し引き起こした非常事態は、イランや諸外国のメディア業界の活動家の懸念を引き起こしている。これゆえ、今やすべての人々(の心)は彼女とともにあるべきだ」としました。
さらに、「ハーシェミー氏の信条は、自由と正義の要求に端を発している」とし、「「ハーシェミー氏に対するアメリカの侮辱は、ほかのジャーナリストに対する侮辱に等しい」と語っています。
ジェベリー局長はまた、駐テヘラン国連事務所前で開催された、IRIBの職員、そしてイスラム教徒のジャーナリストらで結成する連合のメンバーらによる集会の傍ら、「イランは、サウジアラビアの反体制派ジャーナリストのジャマール・カショギ氏殺害事件と同じことが、ハーシェミー氏に対しても繰り返されることを懸念している」と述べました。
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