初の業績(7);イラン初の試験管ベビーの誕生
9月 23, 2019 16:30 Asia/Tokyo
イランでは、1979年のイスラム革命後初めて、試験管ベビーが誕生しました。
現在、不妊治療の1つとしてIVF・体外受精が知られています。
自然妊娠が難しい一部の事例においては、母親の子宮外において、子宮内に似せた人工的な条件の下で人工受精を行い、その後2日から6日後に受精卵を母親の子宮内に戻すことが可能です。
世界では1973年に、オーストラリアが初めてこの複雑なプロセスの実施に成功しました。
イランでは、イスラム革命後の1988年にアブーターレブ・サーレミー博士が、IVF関連の調査研究を公表しました。
その2年後の1990年には、イラン中部ヤズドにて、この方法によりイラン初の試験管ベビーが誕生しました。さらにその1年後には、テヘランで体外受精による双子が誕生しています。
このようにして、1990年代にイランは初めて体外受精により試験管ベビーを誕生させる技術の保有国となりました。
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