イランが、イラン革命防衛隊をめぐるサウジとバーレーンの表明を非難
4月 10, 2019 19:00 Asia/Tokyo
イラン外務省のガーセミー報道官が、「アメリカによるイラン革命防衛隊のテロ組織認定を支持する」とした、サウジアラビアとバーレーンを非難し、この両国の稚拙で思慮を欠いた表明は他国への内政不干渉と各国の領土保全という原則に反すると語りました。
ガーセミー報道官は10日水曜、「サウジとバーレーンが、今回のアメリカ大統領の反イラン的な立場を支持したことは、主体性に欠ける卑劣な行動だ」とし、「この両国の立場表明は、彼らが地域の現実を表面的に誤って捉え、地域の安全や安定に対するアメリカの戦略的な誤りや挑発行為の結果を認識していないことを意味する」と述べました。
また、「一部の地域諸国は、地域外の宗主国に絶対服従する習癖がある」と指摘し、「これらの国こそが、地域や世界でのテロ思想の伝播国である。過去数十年にわたって資金や可能性の分野でテロ組織を惜しみなく支援してきた」と批判しました。
さらに、「サウジとバーレーンは、欺瞞的な役割を買って出て、反イラン的に行動する立場にはない。このような無価値な立場表明を隠れ蓑にして、自らが地域や世界でのテロ拡大を促している責任から、国際世論の眼を逸らすことはできない」と語りました。
アメリカ政府は8日月曜、反イラン政策を継続する中でイランのイスラム革命防衛隊をテロ組織に指定しました。
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