イラン外相、「欧州は核合意実施に関して大きく遅延」
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ザリーフ外相
イランのザリーフ外相が、「ヨーロッパは、核合意の取り決めの実施に関して、大きく遅れをとっている」と強調し、「ヨーロッパは、イランが自分たちを待ってくれるなどと思い込んではならない」と語りました。
ザリーフ外相は、ヨーロッパによる貿易取引支援機関(INSTEX)の稼動開始を、核合意維持の予備手段だとし、「先週、イランではINSTEXに類似した方策が実施されており、今やヨーロッパ側の行動開始が遅れる口実はどこにもない」と述べています。
また、「イランは、ヨーロッパを待たない」とし、「イランは、近隣諸国と非常に良好な関係を持っており、世界の多くの国との間に似たような方策を講じている」としました。
さらに、アメリカがイランの洪水被災者への義援金の送金を妨害していることについても、「イランは各国の銀行、さらにはヨーロッパ諸国の銀行までもが、アメリカの対抗措置への懸念から、イランの洪水被災者への人道資金の受領を差し控えていることを示す証拠資料を収集してある」と語っています。
ザリーフ外相はまた、「国際的な支援は、相手の困窮を意味することなく、国際的な同情や共感を意味している」とし、「こうした国際的な団結や協調が、アメリカの破壊行為や人道に反する行動のために妨害されている」と述べました。
イランの北部、南部、西部の一部の地域において、過去最大のスフ中豪雨により洪水が発生したことから、甚大な人的・物的被害が出ています。
医療関係者は、今回の洪水での死亡者数を76人と発表しています。
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