イラン、本日7日に核合意関連の新たな決定発表、ウラン濃縮度の上限超過へ
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ウラン濃縮
イランが、核合意の責務履行をめぐりヨーロッパ側に与えた60日間の猶予期間満了に伴い、7日日曜に核合意内の責務の更なる縮小に関する決定事項を発表します。
今年5月8日、アメリカの核合意離脱からちょうど1年が経過し、またそれによる経済面での影響緩和を目的にヨーロッパ側が提案した方策が功を奏していないことから、イランは核合意第26条と36条に基づき、この合意に定められた義務の一部の履行の停止を表明しました。
イランは、核合意に残留した相手側に対し、60日間の猶予を与えてこの期間に特に銀行や石油分野での彼らの責務履行を待つこととし、これが実施されない場合には、核合意に定められた義務の更なる縮小に向けて新たな措置に踏み切ることにしていました。
こうした中、イラン原子力庁は最近、同国のウラン保有量が核合意に定められた上限である六フッ化ウラン(UF6)300kg(低濃縮ウラン202.8kg)を超えたと発表しました。
イランは、「2段階目の措置として、濃縮レベルを3.67%濃度より引き上げ、より高濃縮のウラン製造に踏み切るとともに、イラン中部にあるアラーク原子炉に関しても、核合意以前の状態に戻すだろう」と表明しています。
ローハーニー大統領は最近、「わが国は、既にヨーロッパ側に与えてある60日間の猶予期限が満了する今月7日より、ウラン濃縮のレベルを、必要なレベルに引き上げる」と語りました。
核合意第26条と36条に基づき、核合意の相手側がこの合意を遵守しない場合には、イランはこの合意に定められた自国の責務履行を部分的、あるいは全面的に停止できることになっています。
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