イラン原子力庁、「イランは、3.67%ウラン濃縮の濃度引き上げを開始」
7月 07, 2019 20:18 Asia/Tokyo
イラン原子力庁のキャマールヴァンディー報道官が、イランがウラン濃縮の濃度引き上げプロセスを開始したことを明らかにしました。
キャマールヴァンディー報道官は7日日曜、テヘランで記者団に対し、責務履行に向けヨーロッパ諸国に与えていた60日間の猶予期間が終了したことに触れ、「イランは、責務縮小の第2段階となる、濃縮ウランの貯蔵量の増加、並びにウラン濃縮の濃度引き上げを開始している。IAEA国際原子力機関の査察官らは、明日8日月曜からイランを訪問し、ウラン濃縮の濃度が3.67%を突破したことを確認することが可能である」と語りました。
また、責務縮小の第2段階の実施は、国家のニーズに応じたものであるとし、「第2段階は、中期的には発電所や研究原子炉のニーズを満たすためのもので、長期的にはそれ以上のニーズに応えることを目的としている」と述べました。
さらに、「イランは、必要であれば、イラン中部アラークの重水炉の操業を再開するだろう」としています。
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