ウィーン国際機関イラン代表、「IAEA理事会会合はアメリカにとっての成果なしに終了」
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オーストリア・ウィーン国際機関のガリーブアーバーディ・イラン政府代表が、「IAEA国際原子力機関理事会の特別会合は、アメリカにとって全く成果のないままに終了した」と語りました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
7月 11, 2019 21:43 Asia/Tokyo
  • ガリーブアーバーディ代表
    ガリーブアーバーディ代表

オーストリア・ウィーン国際機関のガリーブアーバーディ・イラン政府代表が、「IAEA国際原子力機関理事会の特別会合は、アメリカにとって全く成果のないままに終了した」と語りました。

IAEA理事会は10日水曜、アメリカの要請によりイランの核関連の決定を検討するため、ウィーンのIAEA本部にて開催されました。

ガリーブアーバーディ代表は11日木曜午前、イルナー通信のインタビューで、今回の会合について説明し、「今回のIAEA理事会会合では、アメリカと同国に同盟するシオニスト政権イスラエル、アラブ首長国連邦、サウジアラビア以外の全てのIAEA理事会のメンバー国が核合意を支持し、多極化の重要な指標の1つとしてのこの合意の維持の必要性を強調した」と語っています。

また、「この会合に参加した全ての国が、アメリカの一方的な核合意離脱を非難し、IAEA理事会は核合意実施移管する問題を審議するのに適した場ではないと表明した。その理由は、このような問題がIAEAの規約の範疇には含まれず、核合意合同委員会という明白な方策の枠組み内で検討されるべきものであることが挙げられる」と述べました。

さらに、「アメリカは、この場でイランに対する自らの政治的な問題を推進するための手段として、IAEAを利用しようとしたが、これは功を奏さなかった」としています。

 

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