イラン、「最短期間で核活動を拡大する用意がある」
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イラン原子力庁のサーレヒー長官が、「当庁は、最短期間でわが国の核活動を拡大する用意ができている」と語りました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
7月 22, 2019 04:01 Asia/Tokyo
  • イラン原子力庁のサーレヒー長官
    イラン原子力庁のサーレヒー長官

イラン原子力庁のサーレヒー長官が、「当庁は、最短期間でわが国の核活動を拡大する用意ができている」と語りました。

サーレヒー長官は21日日曜、記者団に対し「イランの上級責任者が原子力庁の活動を拡大し、迅速化しようと考えたときにはいつでも、わが庁はこれを早急に実施する」と述べました。

また、「イラン原子力庁の責務の基本は電力・エネルギーの生産だ」とし、「イラン南部ブーシェフル原子力発電所で生産される電力は国家への多大な貢献が可能だ」としました。

イランは今年5月8日、アメリカの核合意離脱後の経済面での影響を緩和するためにヨーロッパが提案した方策の不首尾が決定的となった後、核合意第26項と36項に従い、この合意に定められた責務の一部履行停止を発表しました。

イランは核合意を結んだ相手側に、特に銀行や石油分野での義務を履行させるべく、60日間の猶予を与えていました。

しかし、今月7日に猶予期間が期限を迎え、イランはウラン濃縮の濃度を3.67%以上に引き上げるプロセスを開始しました。

また、ヨーロッパ諸国に対しては、自らの責務を彼らが履行しない場合、イラン側として3段階目のプロセスを決行すると通告しています。

 

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