宇宙空間へ初の生物の打ち上げ (日本語のナレーション付)
(last modified Mon, 30 Dec 2019 18:15:00 GMT )
12月 31, 2019 03:15 Asia/Tokyo
  • 宇宙空間へ初の生物の打ち上げ
    宇宙空間へ初の生物の打ち上げ

将来的に有人宇宙飛行を計画する国々は、その宇宙技術を実現する前段階として、ロケットに生物を乗せて宇宙空間に打ち上げています。

1947年に、アメリカにより意図的に宇宙に送られた初の動物は、ライ麦の種、綿の種と一緒に打ち上げられたミバエで、これは生きたまま地球に戻り、回収されました。

さらに、1949年にはアメリカのV2ロケットによってアカゲザルが宇宙空間に送り込まれましたが、これはパラシュートの故障で地面に激突し、死亡しています。

また、1951年には当時のソ連が、イヌを宇宙に送り込むことに成功しました。

1963年にはフランスが初めてネコを、そして1964年には中国がネズミを宇宙へと送りました。また、1967年、アルゼンチンがロケットにネズミを乗せて打ち上げましたが、これは宇宙空間と大気圏の境界に当たる地上100キロ上空に達するにとどまっています。

1990年、日本が宇宙ステーションにニホンアマガエルを連れて行くという実験を行いました。

アルゼンチンの失敗例を除けば、イランは事実上アメリカ、ロシア、フランス、中国、そして日本に次いで6番目に宇宙空間にへの生物の送り込みに成功した国となります。

2009年11月、宇宙探査船Kavoshgar 3によって、2匹のカメ、ネズミ1匹、オオカバマダラという蝶の幼生を宇宙に送り込むことに成功しました。

 

 
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