イラン、「外相へのSNS上の制限措置は、米政府が言論の自由を重視していないことの証」
8月 11, 2019 18:59 Asia/Tokyo
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ムーサヴィー報道官
イラン外務省のムーサヴィー報道官が、「アメリカのSNS上におけるイランのザリーフ外相の活動制限が、国際機関でのザリーフ外相の声に影響を及ぼすことはないだろう」と語りました。
ムーサヴィー報道官は11日日曜、IRIB通信とのインタビューで、ツイッターなどのSNSにおけるザリーフ外相の活動が遮断されたことに反応し、「アメリカが、国際機関にイランの声が響き渡ることに激怒したのは、ザリーフ外相が国際機関に影響力を及ぼし、SNS上での言動が米政府の政策への啓蒙活動を展開したことが理由だ」と述べました。
また、「ザリーフ外相のSNS使用を不可とした行動は、米政府が情報獲得・発信や言論の自由にさほど重きを置いていないことを意味する」と指摘し、「イラン外交機関の責任者たるザリーフ外相の声は確実に、また存分に国際社会に届くだろう」としました。
米国務省はツイッターやフェイスブック、インスタグラムなどに対し、ザリーフ外相名義のページを閉鎖するよう求めました。
これに先立ち、米財務省が今月1日付でザリーフ外相を制裁対象者に加え、前例のない措置に国際社会から疑問の声が上がっていました。
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