イラン外相、「米がタンカー解放を妨害」
(last modified Thu, 15 Aug 2019 22:00:39 GMT )
8月 16, 2019 07:00 Asia/Tokyo
  • ザリーフ外相
    ザリーフ外相

イランのザリーフ外相は15日、ツイッター上で、ジブラルタル当局によるイランのタンカー解放を妨害したとして米国を批判しました。

スペイン南部の英領ジブラルタルの当局は15日、拿捕(だほ)していたイランのタンカーの解放を決定しました。

これに先立ち、ジブラルタルの新聞 Gibraltar Chronicleは、「イランのタンカーは、当地の時間で15日木曜午前に解放される予定だったが、米司法省の要請により、この決定は少なくとも数時間延期された」と報じていました。

同紙はまた、「ジブラルタルの裁判所は同時に、問題のタンカーの船長と乗組員3人の釈放命令を出している」としました。

イランのタンカー・グレース1

 

先月4日、英海兵隊がジブラルタル海峡でイランのタンカー・グレース1を拿捕しました。イランはこの措置を違法として強く反発しています。

タンカーの拿捕に加え、船長を含む4人の乗組員が船内に留め置かれ、彼らのパスポートも没収されました。

イランはイギリスによる一連の行動を海賊行為だとし、このタンカーの解放を求めていました。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://www.youtube.com/

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

 https://soundcloud.com/user-614960283 

タグ