ニュース|キリスト教関係者がイランでの会合で証言:「イスラム世界は我々の協力者」/フランスの新たな犯罪が発覚
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ロシア・カザン正教神学校校長のニキータ・クズネツォフ司祭
ロシア・カザンのロシア正教神学校の校長が、「現代世界の課題は世俗化という現象である」と語りました。
ロシア南部タタールスタン共和国の中心都市カザンにあるロシア正教神学校の校長を務めるニキータ・クズネツォフ(Nikita Kuznetsov)司祭は、テヘラン南方の聖地ゴムで開催されたイスラム教とキリスト教の倫理比較研究に関する国際会議の閉会式で、「現代世界は信心深い人々に挑戦状を突き付けている。それは、この問題が地球規模の課題だからである。したがって、我々の回答もまた地球規模でなければならない」と述べています。
【ParsToday国際】クズネツォフ司祭は「現代世界の課題は世俗化という現象だ」とし、「これは世界全体の問題である。我々は時として、自らのアイデンティティへの嫌悪表明や、怒りと罪悪感を伴うこうした新たな宗教の受け入れを強いられることがある」とコメントしました。
また、宗教間の共通基盤が存在することを喜ばしいものだとし、「我々は共同の対話において良好な成果を挙げてきた。それゆえ、対話は根本的なニーズである。今日の問題に立ち向かう上で、我々は、イスラム世界が我々の協力者であると証言する。我々は、こうした対話を必要としている。我々は、イスラム世界が我々の協力者であると証言する」と語っています。
ブラジル大統領、ベネズエラ近郊への米軍集結を非難
カリブ海地域における最近の米軍作戦を受け、ブラジルのルラ大統領は、近隣国ベネズエラ近郊への米軍集結を非難し、「ベネズエラの運命は他国の大統領ではなく、この国の国民によって決定されるべきだ」と述べました。
イスラエルの首相と前戦争相に対する逮捕状取り消しは却下
シオニスト政権イスラエルのメディアは、ICC国際刑事裁判所が、同政権ネタニヤフ現首相とヨアブ・ガラント前戦争大臣に対する逮捕状の取り消しと捜査中止を求めるイスラエル政権側の要請を却下したと報じました。これに先立ち、ICC検察官は、ネタニヤフ首相とガラント氏に対し、戦争犯罪および人道に対する罪で逮捕状の発行を要請していました。
イラン国家安保評議会書記、最高指導者からのメッセージをロシア大統領に伝達
イラン国家安全保障最高評議会のアリー・ラーリージャーニー書記は17日金曜、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領にイランイスラム革命最高指導者ハーメネイー師からのメッセージを伝達し、二国間問題や経済、地域、国際協力について協議しました。
日本の若者が、抵抗運動員を模倣
日本で、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスの軍事組織・カッサム旅団の制服や衣装を模倣する若者らが、国民の注目を集めています。公開された写真の一つには、カッサム旅団の部隊に扮した若い日本人男性が、その役割に完全になりきっている様子が写っています。これは、この男性が抵抗運動員の人物像と精神を正しく理解していることを示す、意義深い映像となっています。
フランス調査報道機関、ガザ犯罪への仏の関与を暴露
仏調査報道機関「ディスクローズ」は新たな報告書の中で、フランス製の軍事装備がイスラエル政権に送付されていたことを明らかにしました。これらの装備は、ガザ地区におけるイスラエル政権軍の攻撃で広く使用されている無人機・ヘルメス900向けに設計されたものです。「ディスクローズ」によれば、電気モーターメーカーのサーマット社(SERMAT compagny)はこれまでに、イスラエル占領地北部に拠点を置くイスラエル最大の兵器メーカーであるエルビット・システムズに、発電機や精密ドローン制御モーターなど数十点の部品を納入しており、その契約額は84万3000ユーロに上ります。
イエメン国民ら数百万人、殉教した軍参謀総長を支持
イエメン国民は17日金曜のデモ行進の一部において、イエメン軍参謀総長のモハメド・アブドゥル・カリム・アル=ガマリ中将に対する支持を表明し、「シオニストがガザでの戦闘に復帰するなら、自分たちも最前線に戻って支援する」と強調しました。これらのイエメン国民らは数百万人規模のデモ行進の最終声明で「殉教者アル=ガマリ中将は、海上でアメリカとイギリスに、そしてこの2年間の戦争でシオニストという敵に敗北という屈辱を与える上で、重要な役割を果たした」と表明しています。