イラン、アゼルバイジャン、トルコの3者協議
イラン、アゼルバイジャン、トルコの外務大臣による3者協議が、イラン北部のラームサルで開催されました。
マンスーリー解説員
5日火曜に行われた、イランのザリーフ外務大臣、アゼルバイジャンのメメディヤロフ外務大臣、トルコのチャブシオール外務大臣による3者協議では、ナゴルノカラバフをはじめとする地域や3カ国の共通の問題について話し合いが行われました。
3カ国の外相は、この会議の終わりに声明を出し、ECO経済協力機構やOICイスラム協力機構といった地域の組織の枠組みで協力を拡大する必要性、イスラムの団結の向上、イスラム世界のさまざまな問題への対処を強調しました。
この声明ではさらに、あらゆる分野でのさらなる地域の協力と発展、平和、安定、安全の遵守、分離主義やテロ・過激派との戦いに関する協力の強化が強調されました。
国際法に基づく平和的な方法でのアゼルバイジャンとアルメニアの武力衝突の早急な解決の要請も、3カ国の外相会議の最終声明に盛り込まれました。さらに、トランジット、エネルギー、テロ、文化的な問題と地域の平和や治安の確保に関する3カ国の協力の2つの文書が調印されました。
イラン、アゼルバイジャン、トルコの外相はさらに、それぞれが個別に会談し、物資の移送と共通の問題について意見を交わしました。
ザリーフ外相は、メメディヤロフ外相との会談で、ナゴルノカラバフの衝突の即時停止と治安回復の必要性を強調し、「地域の現在の危機や問題に注目し、地域に新たな問題や危機が起こらないよう、全力を尽くすべきだ」と語りました。一方のメメディヤロフ外相も、アゼルバイジャンは、イランのラシュト、ガズヴィーンとアゼルバイジャンのアスタラを結ぶ鉄道に投資を行う用意があると表明しました。
ザリーフ外相は、チャブシオール外相とも会談し、両者は両国の関係の最新の状況を検討する中で、両国の政府高官による相互の訪問とあらゆる分野、特に経済分野での協力拡大に必要な措置について意見交換を行いました。
チャブシオール外相は、今回の3者協議は有益なものだったとし、ナゴルノカラバフの衝突について、「この問題に関するトルコの立場は非常に明らかであり、トルコは、アゼルバイジャンの領土保全という枠組みで、平和的な方法を通して、この問題が早急に解決されることを望んでいる」と述べました。
イラン、トルコ、アゼルバイジャンの外相による3者協議は、2011年にイランのウルミーエで、2012年にはアゼルバイジャンのナヒチェバン自治共和国で、2014年にはトルコのワンで開催されました。
次回の3者協議は、アゼルバイジャンの首都バクーで開催される予定です。