イランとロシアの外相がモスクワにて会談
9月 02, 2019 20:12 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外相とロシアのラブロフ外相が、ロシア・モスクワで会談しました。
ザリーフ外相とラブロフ外相は2日月曜、イラン核合意やこの合意内のイランの責務縮小に関して意見を交わしました。
ザリーフ外相は1日日曜夜、政治代表団を率いてラブロフ外相と会談するため、モスクワ入りしました。
イランは今年5月8日、米国の核合意離脱後1年が経過し、またこれによる経済的な影響を補うとしたヨーロッパの提案策がほとんど機能していないことから、核合意第26項と36項に基づき、合意に定められた責務の一部履行を停止しました。
これにより、イランの濃縮ウランの濃度は許容上限の3.67%を超え、その貯蔵量も許容量を上回っています。
イランは、今年7月7日に核合意の責務履行に向けてヨーロッパ諸国に与えていた60日間の猶予期間の終了にあたり、ウランの濃縮濃度を3.67%以上に引き上げる措置を開始しました。
イランはまた、ヨーロッパが具体的な行動を今後も起こさなければ、今月6日以降、さらなる責務縮小に向けた措置に踏み切るとしています。
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