イスラム暦モハッラム月最大の追悼行事を明日に控え、イランが追悼一色 (動画)
9月 09, 2019 20:23 Asia/Tokyo
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イマームホサインの追悼行事に参加する人々
シーア派3代目イマームホサインの殉教日を明日に控え、イラン全国が追悼ムード一色となっています。
10日火曜は、イスラム暦モハッラム月10日にあたり、シーア派3代目イマームホサインとその教友らの殉教記念日です。
イマームホサインとその教友たちは、西暦680年・イスラム暦61年モハッラム月10日(=アーシュラー)、現在のイラク南部の都市カルバラーで殉教しました。
イランの人々は、特にアーシュラー、またタースーアー(=前日のモハッラム月9日)などを含むモハッラム月には追悼の行列を結成し、モスクなどの宗教施設や北東部マシュハドにあるシーア派8代目イマームレザーの聖廟、テヘラン南方の聖地ゴムにあるイマームレザーの妹マアスーメの霊廟などに参集し、追悼儀式を挙行します。
イマームホサインとその教友たちの殉教から既に千数百年が経過しています。しかし、その出来事の重要性は薄れるどころか近年益々その追悼儀式が盛大に営まれるようになっています。
イマームホサインはカルバラーでの殉教という自己献身の行為をもって、人間としての威信、自由という教訓を今も全人類に与え続けています。
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