イラン原子力庁長官、「イランは平和目的の核開発計画を拡大させる」
9月 16, 2019 21:28 Asia/Tokyo
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イラン原子力庁のサーレヒー長官
イラン原子力庁のサーレヒー長官がイランの核開発について言及し、「イランはエネルギー生産、健康、農業分野での平和的な核計画の拡大に向けて論理的な目標を設定している」と語りました。
サーレヒー長官は16日月曜、オーストリア・ウィーンで開催された第63回IAEA総会で、原子力の安全という分野で地域協力を拡大することを強調し、「原子力の安全という問題は、平和目的での原子力エネルギーの研究、生産、利用に関する発展途上国の権利の侵害、否定、制限のための言い訳や手段として使用されてはならない」と呼びかけました。
また、「イランはその豊富な経験、知識、能力を通じて、地域のすべての国と原子力の安全強化のために協力する構えだ」と述べました。
さらに、イラン核合意の相手国による責務不履行、米国の利己的かつ破壊的な行動を批判し、「国際社会は、米国による破壊的な行動と他国への経済テロの継続を非難すべきだ」と強調しました。
サーレヒー長官は15日日曜、第63回IAEA年次総会に出席するためウィーン入りしています。
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