10月 07, 2019 20:52 Asia/Tokyo
  • イランでの宗教少数派
    イランでの宗教少数派

イラン国会の宗教少数派の代表議員らが、「イランでは宗教少数派の人々の権利が侵害され、信教の自由や宗教儀式の開催の自由がない」とした、アメリカのトランプ大統領の主張は事実無根だとしました。

IRIB国際放送ラジオ・アルメニア語が7日月曜、報じたところによりますと、これらの議員はプレスTVのインタビューに対し、「イランでは、アルメニア系住民は神の啓示宗教の信者とされ、独自の宗教儀式の実施が許可されているとともに、文化・社会活動を行う完全な自由を享受している」と述べています。

また、「アメリカ政府は自らの利益を得るために、イランでの宗教少数派の信者に関する挑発的、欺瞞的なアプローチに走っている」としました。

さらに、「有色人種に対するアメリカ政府の捉え方は、こうした分野での典型例であり、アメリカ政府は自国内の人権状況を懸念すべきだ」と語っています。

現在、イラン国内には少なくとも600のキリスト教会があり、また30万人以上のキリスト教徒が暮らしています。

イラン憲法によれば、全ての啓示宗教が、イラン国会に特別な議席を有しており、そのほかの議員らと完全に同等の権利を持ち、正式に承認されています。

 

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