イラン外相、「欧州の約束不履行の場合、イランの責務縮小の4段階目が進行」
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ザリーフ外相
イランのザリーフ外相が、「核合意の相手側が自らの責務を履行しない場合には、この合意内のイランの責務縮小の4段階目の手続きが進められる」と語りました。
IRIB通信によりますと、ザリーフ外相は7日月曜、イラン国会・国家安全保障外交政策委員会の会合への参加後に記者団に対し、イランの責務縮小の3段階目の手続き実施に触れ、「イランは、自らの計画に基づいて決断を下し、情報伝達する」と述べています。
また、「責務縮小手続きの進行と同時に、協議も継続されている」とし、「ヨーロッパ側が責務を履行すれば、従来の状態に戻る可能性も存在する」としました。
さらに、アメリカ・ニューヨークで提起されたフランスによる4か条の計画に関しても、「フランスの計画の根底は、イランの核合意内責務履行を以前の状態に戻すことに対するアメリカの核合意復帰、並びに明白な分野での協議の開始に関するものである。だが、その本文に関しては、さらなる検討を要する文言や用語が存在する。もっとも、アメリカ側は核合意復帰に必要な意欲がない」と語っています。
アメリカは昨年5月8日、2015年に6カ国側の一員としてイランとの間に締結した核合意から一方的に離脱しました。
これに対し、イランは戦略としてその後1年間は規定どおり責務を履行したまま待機し、イラン側の要求が実施されないことを確認したうえで、これまで3段階にわたって、ウラン濃縮濃度の3.67%以上への引き上げ、ウラン備蓄量の増量、そして核合意内の研究開発分野でのすべての責務の履行停止といった、3段階目の責務縮小に踏み切っています。
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