イラン内務相、「各国は難民問題において自らの責務を果たすべき」
10月 09, 2019 19:21 Asia/Tokyo
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ラフマーニーファズリー大臣とグランディ高等弁務官の会談
イランのラフマーニーファズリー内務相が、「各国は難民問題における自らの責務を果たすべきだ」とし、「国際支援は、難民の自発的な祖国帰還を円滑にさせるためのものでなくてはならない」と語りました。
イルナー通信によりますと、ラフマーニーファズリー大臣は8日火曜、スイス・ジュネーブでグランディ国連難民高等弁務官と会談し、イランが過去40年間アフガン難民を受け入れてきたことに触れ、「難民の生活を支える国際支援は、イランが拠出してきた費用の6%にも満たない」と指摘しました。
また、「イランイスラム革命最高指導者ハーメネイー師の指示に基づき、イランではアフガン難民も無償で教育を受ける事ができる。医療・公衆衛生サービスも差別なく利用できる」と強調しました。
さらに、西アジアへの外国の干渉が貧困や情勢不安を招いているとし、国際機関や各国が自らの責務を果たさなければ、地域に移民や難民の大波が発生する」と語りました。
一方のグランディ高等弁務官も、米国の一方的な行動による問題を指摘し、「難民問題に関する国連の取り組みは、イランがこの分野で果たしてきた貢献に比べるとささやかなものだ」として、イランのこれまでの取り組みを高く評価しました。
また、別の報道によりますと、イラン、アフガニスタン、パキスタン、国連難民高等弁務官事務所による4者協議が8日ジュネーブで開催されました。
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