シーア派法学最高権威「タクフィール派は、全人類にとっての脅威」
11月 03, 2019 20:52 Asia/Tokyo
シーア派イスラム法学の最高権威であるマカーレムシーラーズィー師が、「タクフィール派は、全人類にとっての脅威だ」としました。
マカーレムシーラーズイー師は3日日曜、イラン西部サナンダジで開催された、“タクフィール派・過激派への支持における世界覇権主義の役割とその対抗方法”と題する会議へのメッセージの中で、「タクフィール派と戦う上で、軍事、政治、文化的な方法が必須であり、文化的な方法なしでの軍事・政治的な方法は効果がない」と語りました。
また、「タクフィール派の考えるイスラムは、真のイスラムの精神とは相容れない。このため、正しい情報伝達によって、こうしたグループのイスラムからの逸脱を公表し、誰もがこのようなグループに勧誘されないようにするべきだ」と述べました。
同師はさらに、「イスラムは慈悲の宗教であり、タクフィール派の提起する宗教は、殺害、破壊の宗教である」との見解を表明しました。
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