イラン最高指導者顧問、「世界的な覇権主義は、イスラムの発展の阻止を目論む」
11月 16, 2019 20:34 Asia/Tokyo
イランイスラム革命最高指導者の国債担当顧問で「イスラムの目覚め世界フォーラム」の事務局長を務めるヴェラーヤティ氏が、「米国を初めとする世界的な覇権主義者は、地域における崇高な文化としてのイスラムが日々発展することを阻み、シオニスト政権イスラエルの安全を確保しようとしている」と述べました。
ヴェラーヤティ氏は16日土曜、テヘランで開催された第12回イスラムの目覚め世界フォーラムの高等評議会において、「本来シリア領であるゴラン高原を、聖地占領者シオニスト政権イスラエルの領土として正式承認したこと、イスラエル軍の武装化、イスラエルと一部反動的なアラブ諸国の関係の禁忌廃止など、これらは、米国がイスラエルや一部の反動的なアラブ諸国の首脳と協力し、イスラム世界に陰謀を企てた実例だ」と指摘しました。
また、「抵抗の主軸は、米国と同盟国の行動に対する活発的な抵抗の継続によって、自らの歩みや計画を追求、実施している」とし、「敵は新たな陰謀において、陰に陽に情報機関や諜報要員の誘導により、地域の諸国民をイラクやレバノンでの騒乱により、忌まわしい苦痛に陥れようとしている」と非難しました。
今回のイスラムの目覚め世界フォーラムの会合の中心議題は、地域におけるイスラムの目覚めの最新情勢に関する調査、各問題の打開策の検討、覇権主義体制がイスラム世界の経済や文化、政治的な大動脈の完全支配を目指す戦略や計画の把握などとされています。
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