アメリカが再度、イラン国内の暴徒らを支持
11月 21, 2019 22:17 Asia/Tokyo
アメリカの政府関係者らが、イランでの最近の騒乱への支持を続ける中、アメリカのペンス副大統領がイランでの暴動への支持を表明しました。
ファールス通信によりますと、ペンス副大統領は21日木曜、ツイッター上で、公共施設の破壊や治安部隊への襲撃といった、イランでの暴徒らの行動には触れず、「イラン国民は抗議のため街頭に繰り出しているが、国民の弾圧を目的とした暴力行使や投獄が続いている」と述べています。
また、博愛主義的なジェスチャーを示し、アメリカが制裁という形でイラン国民にかけた圧力を無視する形で、「アメリカのメッセージは明白であり、アメリカ国民はイラン国民の傍らに寄り添っている」としました。
イランでは、今月15日からガソリン価格の改定案の実施により、国民による平和的なデモの一部が暴徒らに悪用され、暴動に発展しました。
アメリカ大統領府は今月17日、内政干渉的な声明を発表し、イランに対する事実無根の主張を繰り返して、ガソリンの値上げを口実にイランの複数都市で公安をかく乱し、公共物を破壊した暴徒らの一部を支持する表明を出しました。
一方で、イラン国民はこの数日、各地で大行進を実施し、暴徒らを非難しています。
アメリカのシンクタンク・ロンポール研究所のマクアダムズ主任は19日火曜、「イランでの最近の騒乱や暴動は、単なるガソリン値上げによる抗議ではなく、CIAの認知しているモデルに倣っての暴動だ」と語りました。
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