イラン大統領、「西アジア諸国は、地域の安全確保に積極的な役割を果たすべき」
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イランのローハーニー大統領が、西アジア諸国による地域の安全確保に対する積極的な活動について語り、「イランはこのような観点から、地域単位の平和構想としてのホルモズ平和イニシアチブを提唱した」と語りました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
12月 03, 2019 20:50 Asia/Tokyo
  • ローハーニー大統領とアラウィ外相の会談
    ローハーニー大統領とアラウィ外相の会談

イランのローハーニー大統領が、西アジア諸国による地域の安全確保に対する積極的な活動について語り、「イランはこのような観点から、地域単位の平和構想としてのホルモズ平和イニシアチブを提唱した」と語りました。

ローハーニー大統領は3日火曜、テヘランでオマーンのアラウィ外相と会談し、「地域の諸国民および諸国間の同胞・友好関係以外の道はない」と強調し、「協力を拡大することで、特にペルシャ湾やホルモズ海峡をはじめとする地域の安全を確立する必要があり、地域外の国に干渉を許してはならない」と述べています。

また、イエメン危機を地域の重要な問題の1つだとし、「イエメン戦争は破壊や民衆の殺害、交戦国の人々の互いに対する怨恨、迫害、イエメンの領土保全のかく乱を引き起こしただけだった」としました。

さらに、「欧米諸国は、イエメンでの和平成立に関心がなく、兵器の売却を追求している」とし、「全ての関係者が、イエメン戦争の早急の終結と、イエメン人同士の対話による安定・安全の確立に向けて努力すべきだ」と語っています。

そして、「イラン側としては、近隣諸国との関係拡大や対サウジアラビア関係の修復に全く異論はない」とし、「シリア、イラク、レバノンにおけるサウジアラビア政府の政策は彼らにとって何の成果もなかった。サウジアラビアの体制責任者は自らの政策・方針を転換すべきだ」と述べました。

ローハーニー大統領はまた、「オマーンは、地域におけるイランの通商の中心地となりうる」とし、両国間の協力拡大を強調しました。

一方のアラウィ外相も、イランとの関係・協力の拡大が全ての地域諸国のためになるとし、「イランの提唱するホルモズ平和イニシアチブは、確実に地域諸国の安定と安全の拡大、さらにその利益につながるだろう」としました。

 

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