12月 04, 2019 20:39 Asia/Tokyo
  • ファダヴィー総司令官代理
    ファダヴィー総司令官代理

イランイスラム革命防衛隊のファダヴィー総司令官代理が、「最近イランで暴動・騒乱を引き起こした暴徒らの多くは、イラン出国時に逮捕された」と語りました。

IRIB通信によりますと、ファダヴィー総司令官代理は4日水曜、「最近の暴動にかかわった暴徒らの大半が多くの犯罪歴を有していた」とし、「暴徒らは犯罪や殺害を行ったことを自覚しており、イランからの脱出を試みたが逮捕された」と述べました。

また、「イラン国民は、聡明さをもって暴徒らから距離を置いた」とし、「イラン国民は敵の背信行為を知っている。過去40年間と同様に今回も敵を打ち破った」と強調しました。

イランでは、先月15日からガソリン価格が改定されたことを受け、テヘランやその他の一部の都市において市民による平和的な抗議行動が実施されました。

しかし、事前に訓練を受けた暴徒らがこれに乗じて市民の中に紛れ込み、公共物や民間の私的財産、さらには銀行や病院の緊急医療センター、救急車や公共の交通機関を破壊するなどの暴挙を繰り返しました。

イラン各地の人々は、暴徒らによるこうした暴力行為に強い嫌悪を表明、その後自発的に行進を開催して暴徒らを糾弾するとともにイランの治安と体制への支持を訴えました。

 

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