イラン国会議長特別顧問、「対外政策における日本の位置づけは重要」
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アミールアブドッラーヒヤーン特別顧問
イランのアミールアブドッラーヒヤーン国際問題担当国会議長特別顧問が、同国の対外政策における日本の重要な位置づけを強調しました。
アミールアブドッラーヒヤーン特別顧問は23日月曜、テヘランで笹川平和財団のメンバーや学生の一団と会談し、日・イ国交樹立90周年という節目にあたることについて触れ、「日本・イラン両国は、二国間協力をさらに拡大できる余地がある」と語りました。
また、「西アジア地域や一部の南米・アジア諸国で現在起こっている紛争は、世界の鉱山やエネルギーという莫大な資源の獲得を目指すアメリカの政治的・軍事的介入に端を発している」とし、「残念ながら、西アジア地域ではサウジアラビアをはじめとするごく一部のアラブ諸国が、不当な政策により、地域情勢においてマイナスの役割を演じている」と述べました。
さらに、地域におけるシオニスト政権イスラエルの破壊的な行動に触れ、「イランは、ユダヤ教徒やキリスト教徒、イスラム教徒のすべてを含む生粋のパレスチナ人による住民投票の実施を基にして民主的な解決策を国連に登録した」としています。
そして、イランとサウジアラビアの関係についても、「イランは常に、サウジアラビアをはじめとする近隣諸国との善隣外交、および建設的な友好関係を歓迎しており、サウジアラビアにはイランとの関係に回帰するしか道はない、と確信している」と語りました。
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