イラン革命防衛隊司令官の暗殺
イラン革命防衛隊総司令官、「犯罪者を後悔の念に追い込む厳しい報復を加える」
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サラーミー総司令官
イランイスラム革命防衛隊のサラーミー総司令官が、「わが国は、当防衛隊ゴッツ部隊の故ソレイマーニー司令官暗殺の実行犯を後悔の念に追い込む、断固たる厳しい報復を加える」と語りました。
サラーミー総司令官は7日火曜、イラン南東部ケルマーン州で執り行われたソレイマーニー司令官の葬儀・埋葬式において、「アメリカによる今回のテロ暗殺は、地域における世界的な覇権主義者の駐留を終結させる出発点となるだろう」と強調しました。
また、「ソレイマーニー司令官は、アメリカの陰謀を粉砕する企画者だった」とし、「ソレイマーニー司令官は、イスラム共同体の霍乱というアメリカの戦略を失敗に追い込み、シオニストという敵や犯罪者アメリカに、抵抗の枢軸を弱体化させる隙を与えなかった」としました。
さらに、アメリカがパレスチナの抵抗運動を攻撃するために取った政策は大敗を喫したとして、「ソレイマーニー司令官は、この抵抗運動を復活させ、シオニスト政権イスラエルをガザ地区や力強いパレスチナ人の力の包囲網に追い込んでいる」と語りました。
そして、「今日、アメリカに対する怨恨の種が、驚くべき形でイスラム教徒やそれ以外の諸国民の心に植えつけられた。このため、もはや世界のどこにもアメリカにとって安全な場所は存在しないだろう」と述べました。
ソレイマーニー司令官は3日金曜未明、イラク政府関係者の招聘により同国を訪問していましたが、イラク民兵組織ハシャド・アルシャビのアブーマハディ・アルムハンディス副司令官及びほかの8名らとともに、イラク・バグダッド空港付近で米軍の空爆を受け殉教しました。
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