イラン、「ペルシャ湾への韓国軍駐留は容認できない」
(last modified Mon, 20 Jan 2020 10:25:59 GMT )
1月 20, 2020 19:25 Asia/Tokyo
  • ムーサヴィー報道官
    ムーサヴィー報道官

イラン外務省のムーサヴィー報道官が、ペルシャ湾に韓国軍が駐留することに関して、「イランは韓国に対し、この行動は容認できず、アメリカの挑発行為への同調とみなす旨を通告した」と述べました。

ムーサヴィー報道官は20日月曜、記者会見でこう述べ、さらに「イラン核合意におけるわが国のイニシアチブは、ヨーロッパ側が独立性や意志を欠き、米国に歩調を合わせていることから、これまで成果を挙げていない」と苦言を呈しました。

また、「ヨーロッパは、核合意を一つの多国間による成果として重視するなら、具体的な行動を取るべきだ」と指摘し、「ヨーロッパは核合意の取り決めを履行し、独立性を保つ、あるいは米国の政策に従う、そのどちらか一方を選ぶべきだ」と強調しました。

ムーサヴィー報道官はさらに、ウクライナ旅客機の墜落事故を政治利用することは控えるべきだと強調し、「イランの道路都市開発相が、ウクライナ機墜落事故をめぐるローハーニー大統領のメッセージをウクライナ大統領に伝えるため、20日にウクライナ・キエフを訪問した」と説明しました。

 

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