世界におけるイランの位置づけ(9)
イランの識字者数増加率
2月 20, 2020 17:55 Asia/Tokyo
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イランの識字者数増加率
さて、皆様は、イランが世界で最も識字者数増加率が高い国であることをご存知でしょうか?
国民の識字率は、国の成長と進歩の土台作りといえ、社会発展の指標のひとつとされています。イランにおいてこの指標は、ごく高いものです。イランの識字率は、1970年代には37パーセントでしたが、2010年代には85パーセントにまで増加しました。
様々な社会において、その貧困率、有病率、文化的・経済的困難度の大まかな調査をすれば、その割合が識字率と反比例しており、識字者数が社会的、経済的、文化的な問題の減少に直接的な影響を与えていることが簡単に見て取れます。この意味で、識字率が上がるほど、貧困、成長の停滞、健康・文化面での問題が減っていくのです。

イランは15歳以上の識字者数増加率において、1976年から2014年まで、世界で第1位となりました。わが国の15歳以上の識字率は、1978年には37パーセントでしたが、2014年には85パーセントとなり、世界の識字者数増加率の平均値に比べておよそ3倍の伸びをみせました。
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