北東部ゴレスターン州 ゴンバデ・カーヴース (日本語のナレーション付)
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今回は、北東部ゴレスターン州のゴンバデ・カーヴースをご案内してまいりましょう。 
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
3月 02, 2020 12:50 Asia/Tokyo
  • ゴレスターン州のゴンバデ・カーヴース
    ゴレスターン州のゴンバデ・カーヴース

今回は、北東部ゴレスターン州のゴンバデ・カーヴースをご案内してまいりましょう。 

 

ゴレスターン州は、様々な特色あふれるイランにおいても古い歴史を誇る地域で、そこには栄えた歴史の長さを物語る遺産が数多く見られます。その中でも一番有名なのは、イラン北東部で唯一のユネスコ世界遺産、世界で最も高いレンガ造りの建築物、ゴンバデ・カーヴースです。                                     

ゴンバデ・カーヴースは、ゴレスターン州の歴史ある広大な街、ゴンバデ・カーヴース市の北の中心部にあります。カーヴース塔、またゴンバド尖塔とも呼ばれるこの建物は、2012年にユネスコの世界歴史遺産に登録されました。

レンガ作りのゴンバデ・カーヴースは、高さ15メートルほどの小高い丘の上に建設されています。この塔は西暦1006年、詩人としても名高いズィヤール朝の第4代君主シャムソル・マアーリー・カーブース・ブン・ウォシュムギールの時代に建てられました。ゴンバデ・カーヴースは、土台部分と塔本体から成っています。直径9メートル70センチの円筒形の塔には、歯車のように外側へ垂直に突き出した10の突起があります。塔の周囲は、レンガで造られた2列の碑文で飾られています。アラビア文字書道の書体の1つクーフィー体で書かれた碑文は、余分な装飾がなくシンプルで容易に読むことができます。この塔は、イスラム初期の最も美しく壮大な建築物のひとつです。均整が取れた美しく堅固な造りは力強さを感じさせます。ゴンバデ・カーヴースは、建設されてから1000年以上、天に向かって聳え立ち、この地域の古い文明を今も私たちに語りかけています。

ゴンバデ・カーヴースの近くにはゴレスターン州で最初に作られた人口湖があり、人々がくつろいで余暇を過ごすのに格好の場所となっています。

この場所を訪れた際には、世界で最も高いレンガ造りの建物のそばで、チェグデルメ(炊き込みご飯の一種)やブーレク(具入りパイの一種)のような郷土料理を楽しむこともできます。

ゴンバデ・カーヴース市には、春と秋に乗馬レースが行われる競技場、トルクメン風絨毯や伝統装飾品、刺繍や染色、フェルトといった手工芸品があり、ホテルや宿泊所も複数存在します。また、チョラクやバシュメといったタタール風菓子も、ここを訪れる楽しみをいっそう高めてくれるでしょう。

 

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