イラク首都南部の軍事基地に2発のロケット弾が着弾
3月 17, 2020 20:46 Asia/Tokyo
イラク軍が、米軍兵士が駐屯する同国の首都バグダッド南部の軍事基地に2発のロケット弾が着弾したと発表しました。
イルナー通信が報じたところによりますと、イラク軍司令部は17日火曜、声明を出し、16日月曜夜、バグダッド南東部のビスマヤ(Bismaya)軍事基地に対し、周辺の農地から2発のミサイルが撃ち込まれたことを明かにしました。
この声明では、今回の攻撃による被害については報告されていません。
今月11日にも、イラクのアルタージ軍事基地に対し少なくとも10発のロケット弾が撃ち込まれ、これにより米軍兵士1名、請け負い業者1名、イギリス兵士1名の合計3名が死亡、ほか12名が負傷しました。
身元不明のグループ「アサバ・アルサエリンが、アルタージ軍事基地への攻撃の責任を認め、米軍がイラクから撤退するまで、在イラク外国軍の基地への攻撃を継続すると脅迫しています。
アメリカ軍がイラクでの軍事駐留を継続する中、イラクの議会は最近、米軍のイラク撤退を求める決議案を可決しました。
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