イランの新型肺炎対策  3000万人以上に間接検査
(last modified Sat, 21 Mar 2020 20:10:09 GMT )
3月 22, 2020 05:10 Asia/Tokyo
  • イランの新型肺炎対策で、3000万人以上が間接検査を受診
    イランの新型肺炎対策で、3000万人以上が間接検査を受診

イランは新型コロナウイルス対策および感染者早期発見計画の中で、これまで3000万人以上に電話での聞き取り・質問による間接検査を実施しました。

イラン保健医療教育省のジャハーンプール報道官は21日土曜、「イランの総人口のおよそ40%が、新型コロナウイルス対策国家総動員計画に基づき、電話による聞き取り形式で熱の有無などの検査を受けた」とし、「わが国では1日あたりおよそ2200件に上る、感染が疑われる事例あるいは感染の兆候が見られる例が見つかっている。これらの人々に対しては連絡がとられる」としました。

また、「これらの人々が医療ケアを必要とする場合には、医療機関に案内され、医療サービス・治療が必要であれば病院に紹介される。それ以外の場合は、自宅待機・隔離を促され、健康面の保護観察および日々の状況の追跡が行われる」と説明しました。

さらに、「こうした取り組みにより、新型コロナウイルスが急速に感染拡大していた当初に比べ病院で診察を受ける人の数は減少している。収容ベッドの空きがなかった病院も今では数十の空きがある」として間接検査の効果を強調しました。

ジャハーンプール報道官

イラン保健医療教育省の発表によりますと、国内の新型コロナウイルス感染者は累計2万610人で、このうち7635人が回復して医療施設から退院しています。

 

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