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視点;イラン国民の後ろ盾 イスラム革命防衛隊
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イランイスラム革命防衛隊
28日土曜は、イスラム暦でシーア派3代目イマーム・ホサインの生誕記念日、イラン暦で「防衛者の日」にあたります。
イランイスラム革命防衛隊は1979年5月5日、革命の指導者ホメイニー師の命令により創設されました。
この防衛隊は、イスラム革命の理念から生まれた組織として、様々な舞台において驚くべき独自の役割を果たしてきました。このため、米国はこの組織の創設当初からイメージダウンを謀り組織の役割を歪曲して伝えることを試みてきたのです。
米国は、その一環としてイスラム革命防衛隊をテロ組織に認定しました。しかし、それとは裏腹に革命防衛隊はISISなどのテロ組織、テロリストたちとの戦いにおいて実に輝かしい経歴を刻んできたのです。
米国は今年1月3日、革命防衛隊に打撃を与えるためテロ行為に手を染めました。イラク政府の正式な招待で同国を訪問していた革命防衛隊ゴッツ部隊ガーセム・ソレイマーニー司令官及びその同行者計10名を暗殺するという暴挙に出たのです。
米国の犯罪行為に対する報復として、イスラム革命防衛隊はその5日後の1月8日、イラク西部アンバール州にあるアサド米空軍基地に13発のミサイルを撃ち込んでいます。
米政府関係者は、革命防衛隊の役割に関してテロ組織認定してイメージを歪めたり、疑惑を提示したりして、自らの誤った解釈にそってイランを一介の弱小国として吹聴しようとしました。しかしこの策は失敗に終わっています。
イスラム革命防衛隊はこれまで長年にわたる輝かしい活動において、戦略レベルで抑止力、闘争力を有していることを示してきました。同時に国境や国外の安全防衛に革新的な役割を果たす中で自らの影響力を示してきたのです。
イラン軍制服組のトップであるバーゲリー統合参謀本部議長が「防衛者の日」に寄せたメッセージは、まさにこの点を強調しています。

バーゲリー議長はメッセージの中で、「イスラム革命防衛隊の戦略的な影響力や力こそが、米国やその他の敵を孤立させ、名誉を失墜させ、憤らせる根源となった」と強調しています。
イランのザリーフ外相も、イマーム・ホサインの生誕記念日及び「防衛者の日」を前に、先のソレイマーニー司令官の殉教を追悼するとともに、「安全の防衛者、そして尊厳あふれる軍隊の仲間、さらには国民の健康擁護者たる、我われ医療スタッフ及び警察隊の努力は称賛に値する」と語りました。
イランイスラム革命防衛隊は今この瞬間も、イラン保健医療教育省の医療スタッフと一緒に、民兵組織バスィージや軍と肩を並べて、新型コロナウイルスと闘うためにあらゆる可能性を尽くして、人命救助という聖なる戦いの現場で名誉の奮闘を展開しています。
これに関連して今月26日、イスラム革命防衛隊は生物テロ防衛を目的とした演習を全国規模で開始してします。


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