イラン国家安保最高評議会書記が、レバノン・ヒズボッラーをテロ組織指定したドイツを批判
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シャムハーニー書記
イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記が、「ドイツが敵対行動に出てレバノンのシーア派組織ヒズボッラーをテロ組織扱いしたことは新鮮な驚きだ。これによりドイツは仮面を外して、テロリストの主要な支援国という素顔をさらけ出した」と語りました。
シャムハーニー書記は2日土曜未明、ツイッター上で、ヒズボッラーをテロ組織指定したドイツの敵対行為を非難し、「イラクの元独裁者サッダームに集団殺戮用化学兵器を売り渡した輩が人権擁護者に変貌し、子ども殺しの友好国(=米国とシオニスト政権イスラエル)を恐れて、英雄ヒズボッラーをテロリスト扱いしている」と強く非難しました。
また、「テロ組織ISISはヨーロッパには到達しなかった。それは抵抗(組織)の壁にはね返されたからだ」としました。
ドイツ内務省は先月30日、米国とシオニスト政権イスラエルの支持を取り付けるべく、レバノンのシーア派組織ヒズボッラーをテロ組織に指定し、同組織がドイツ国内で活動することを禁じると発表しました。
米国とイスラエルはここ数カ月、ヒズボッラーの活動を制限するためヨーロッパ諸国に対し、同組織をテロ組織指定するよう迫っていました。
しかし、ヒズボッラーが地域に展開するテロ組織鎮圧に一定の成果を収めたことから、その後米国とイスラエルは同組織への一層の圧力工作を強めていました。
レバノンのシーア派組織ヒズボッラーは、抵抗戦線の主要な一員として、米国・イスラエルが地域で展開する活動や陰謀に大きな貢献を果たしています。
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