イラン大統領が、非同盟諸国首脳会合に参加
イラン外務省のムーサヴィー報道官が、「わが国のローハーニー大統領が4日月曜、非同盟諸国首脳によるテレビ会議に参加する」と発表しました。
ムーサヴィー報道官は4日、保健衛生手順を守った上での記者会見に臨み、「アゼルバイジャン・バクーで開催される今回の首脳会合には46カ国の首脳が参加し、議題は新型コロナウイルス対策である」と述べました。
また、「わが国のザリーフ外相もこの会合に関して、地域や国際機関の当局者らと22件の電話調整を行った」と付け加えました。
さらに、米国がイラン核合意から離脱してまもなく丸2年を迎えることに触れ、「米国はもはや、核合意の当事国ではない」と強調しました。
そして、「米国はこれまで、国際的な取り決めにおいて、その責務を遵守してこなかった経歴の持ち主だ」とし、「米政府は、国際法や法の支配を信じておらず、自らが国際法の最大の違反者であることを示した」と述べました。
ムーサヴィー報道官はまた、米国がWHO世界保健機関への拠出金を打ち切ったことに言及し、「新型コロナウイルスの蔓延にもかかわらず、米国は先行きを決定する細心の注意が必要な重要な時期に、拠出金の打ち切りを持ち出してWHOを脅迫している。これにはすべての国がWHOを支持・支援する必要がある」と強調しました。
最後に、ペルシャ湾に展開する米軍の駐留に触れ、「イランは原則、ペルシャ湾での米国の存在、特に軍事駐留を正式に認めていない。それは自国や地域の安定・安全を乱す要素と認識している」と語りました。
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