イラン政府報道官、「わが国は世界諸国と同様にベネズエラとも商取引がある」
イラン政府のラビーイー報道官が、イラン政府が他の全世界の国々と同様にベネズエラとも商取引を行っていることに触れ、「イランとベネズエラの通商は世界の独立した二国の問題であり、他者には関係ないことだ」と語りました。
イルナー通信によりますと、ラビーイー報道官は16日土曜午後、この数週間にイランとベネズエラの商取引について流れている一部の噂について、「イランはベネズエラに商品を提供し、イランも商品を受け取っている。これは他者に関係ないことだ」と語りました。
そして、「イラン・ベネズエラ両政府は、様々な品目をやり取りしており、手をこまねいたりせず石油も販売している」と続けました。
米政府でベネズエラ問題を担当するエリオット・エイブラムス特使は先日、「特に今週に入ってから、イランはさらに多くの飛行機をベネズエラに向けて飛ばしている。私が考えるところ、これらの飛行機はイランから石油産業のために必要な設備をベネズエラへ運び、帰りには金塊を乗せて戻っており、イランはこうしてベネズエラの成長を手助けしている」と主張しました。
イラン外務省のムーサヴィー報道官はこれより前、このような主張を否定して、「アメリカはベネズエラ政府の石油精製施設再建計画を阻止しようと画策している」と強調し、これらの根拠のない主張を、アメリカがベネズエラ政府への圧力をさらに強めるための下地作りや、イラン・ベネズエラ間の通商関係を撹乱し介入するためのものだと分析しました。
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